Interview 3 / Yuka

Interview File 3
Yuka
大好きなダンスを踊るだけでなく、美のアップデートも。知れば知るほどその面白さを感じるダンス。

Question 1:
いつからベリーダンスと出会いましたか?TF(FUISON)スタイルのベリーダンスをはじめようと思ったきっかけは何ですか?

初めての出会いは9年前。当時職場の先輩が「ベリーダンス習い始めた」という一言がきっかけでした。
同時期に通い始めたスポーツジムで見つけたのが、オリエンタルのベリーダンスのクラスで「やってみようかな。」という軽い好奇心から始まり「情熱的な動き、表現」に衝撃を受け、もっと知りたい、という思いが湧いてきました。
その後きちんと習いたいと思いベリーダンスのクラスがあるダンススタジオに通うように。いろんな先生のクラスを経て、今後も習いたいと思ったのがカデール先生でした。
TFとの出会いもこれが初めてで、剣を頭の上に乗せたりするし、動きがねっとりとした蛇みたいだし、今までのダンスに対する概念が覆された瞬間でした。
オリエンタルが情熱的な女性らしさを表すなら、TFは私の中でカッコいい女戦士のイメージ。歴史を紐解くと様々なダンススタイルの要素が詰まっていて、とても面白いと思いました。そんなダンスを生き生きと踊る先生を見て、ますます魅力にハマっていきました。
先生のクラスはいつも明るい雰囲気。フレンドリーに、分かりやすく丁寧に教えてくれます。身体を痛めないような動かし方や、その人の体質、身体のクセを見た上でのアドバイスも。
私の場合は、反り腰で姿勢も悪かった為、先生に言われて改めて意識するようになりました。
時には耳が痛いことや直した方が良い所も、都度きちんと指摘してくれるところも先生の好きなところです。

Question 2:発表会やショーへ出演する前と後で自分の中で何か変化はありましたか?

一つ目は、メイクに関して。
元々化粧が苦手だったのですが、ショーなどに出るにはふさわしいメイクをする必要があり…。何度か先生のメイク講習に参加させてもらいショー用のメイクを教わりました。普段の化粧でさえ適当だったのに、こんなのできるの??と衝撃を受けつつ練習を重ね。それを機に普段からメイクをするのが楽しくなりました。
二つ目は、練習に対する姿勢。
元々、レッスンの場以外で練習をすることがあまりなかったのですが(汗)、ショーを機に考えを改めることに。複数人の演目に参加する機会が多かった為、練習不足は周りに迷惑をかけるということがとても身に染みました。
フリを覚えることが人一倍苦手な為、人より多く練習が必要なハズなのに、甘い考えだったと反省。当たり前のことなのですが、この当たり前が出来ていなかったということですね…
そして、ショーに出ないと気付けない反省点の数々。
1番は表情ですね。間違えた時に顔に出てたり、必死過ぎて笑顔が消えていたり。加えて、急に飛ぶフリとあり得ない場所でのミス。後から動画を見て毎回頭を抱えて反省してます。 とはいえ、普段から笑顔を意識したり練習でも苦手な動きを意識するなど、次へのモチベーションにもなっています。
最後に美容、健康管理への意識。
ショーや発表会前は練習量が増え疲れが溜まることもあり、気をつけないと体調を崩してしまう可能性も。その為、食事や睡眠時間などに配慮し、体調を崩さないよう注意するようにしています。
また、衣装も肌を露出することが多く、お肌のケア等にも気を使うようになりました。
現在も普段から食事に気を使うようになり、野菜や玄米など身体に良さそうなものを食べる事が増えた気がします。

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Question 3:Luce School Of Dance Artで学んでいて印象的なエピソードがあれば教えて下さい。

ショーの練習のとき、先生から「今から一人ずつ全体の踊りを見て、気づいた事を言っていく」という指示がありました。今までフィードバックを受ける側だったので、逆のことをするのは初めてでした。 客観的に踊りを見ることにより、自分はどうだろうと違う視点から見ることで、新しい発見がありました。
同じ演目に参加するメンバーに指摘されたことで印象に残っているのは「誰かを見ながら踊っている」ということ。フリを覚えてないのがバレバレでしたね。自信のなさから、つい誰かを目で追ってしまうということがありました。 逆の立場で見ると、意外と踊っている時の目線はバレているということも分かり。それ以降、絶対にフリは頭に入れて自信がなくても人を見ない!という意識で踊るようになりましと。
また、レッスンの時に先生が「ここのパートの歌詞は〜」「この曲は大事な人が亡くなってしまう〜」などと都度説明してくれることがあります。 歌詞や曲全体の意味を考えた上で、それと共に音に合わせた動きとふさわしい表現で踊るということ。 毎回フリを覚えることに集中すると、歌詞の意味や、音に合わせた個々の動きについて深く考える余裕がなく、ただ踊っているということが少なくありません。
先生のように人の心を動かすようなダンスを踊るには、そういう事が不可欠なんだと思いました。あと、Luceの仲間を見ていると、皆ベリーダンスが好きなんだ、そしてカデール先生が大好きなんだな、というのがとても伝わってきます。みんなが笑顔で踊っているのを見る度に、ここに居られて良かった、と思います。

Question 4:仕事とダンスの両立は大変だと感じますか? またプライベートにダンスが影響する良い効果はありましたか?

仕事が忙しい時期や体調が悪い時などはレッスンを休んでしまう時もありますが、基本的に自分のペースでやっています。ただやりたい事も多いので、予定を効率よく行うために事前にスケジュールを立てて行動することか多いですね。
ショーの前などは、なかなかフリが覚えられず大変だなと思うこともありますが笑、好きでやっていることなので今まで続いているのだと思います。日々の生活に無理なく、自然と日常の一部に溶け込んでいるような形が1番だなと思います。
プライベートへの影響ですが、身体への変化が大きいですね。 腰のクビれが出来たり女性らしい身体のラインに近づいた気がします。
あと、姿勢が良くなったと思います。昔は猫背気味でしたが、今は普段から背筋が伸びてる気がします。肩甲骨周りが凝らなくなったのもいいことですね。ダンス中に肩甲骨周りを動かすことが多いからかもしれません。
最近、他のダンスにも興味を持ち踊ってみることもありますが、いろんな角度からダンスを見て、自分のベリーダンスへの良い刺激になったらいいなと思っています。

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Question 5:これからベリーダンスを始めたいと思う方や、TribalFusionに興味を持ってくださった方に向けて何か一言。

何を始めるにも、まず一歩を踏み出ことは簡単ではないかもしれません。例えば年齢を気にしたり、自分に出来るのかな?と悩んだりすることもあるかも。ベリーダンス自体よく知らない、という方も多いかもしれませんね。
私がベリーダンスに出会ったのは30過ぎてから。「よく分からないけどベリーダンスってなんか良さそう」的なノリで始めました笑。ベリーダンスに種類がいくつかあることや、いろんな道具を使って踊ることもあるなど、知れば知るほど深みにハマってしまいましたね。

また、踊ってみても身体が思うように動かず悩んだこともたくさんありますが、気づいたらできていた動きなどもたくさんあります。なかなか練習の時間やレッスンに通う時間が取れずに躊躇してしまう方もいるかもしれませんが、無理せず自分のペースで楽しく踊る事が1番なのかな、と思います。
今はオンラインレッスンなどもありますし、ダンスとの関わり方も多様化していますね。  私はベリーダンスと出会って本当に良かったと思うので、迷ってる方がいたら是非おすすめしたいです。

Profile / プロフィール
Yuka
2013年よりベリーダンスを始める。現在は都内レストランショーや発表会などに出演し活躍中。

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